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診療案内

小児科

こんな症状でお悩みの方

とびひ

とびひの正式名称は「伝染性膿痂疹」と言います。
黄色ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌(溶連菌)などが原因となります。

虫刺されや汗疹(あせも)を掻きむしった手を介して、火事の「飛び火」のようにあっという間に広がるため「とびひ」と呼ばれています。
ひどくならないうちに治療を始めると、より早く治すことができ、治療は抗菌薬を使います。
かゆみがひどい時は、かゆみ止めを使うこともあります。

とびひの原因菌によって、まれに他の病気を起こすことがあります。
高い熱が出て、皮膚が真っ赤に腫れたり、治療後も体調が回復しないようなら再度受診しましょう。

日常で心がけることとして、まず患部をかいたり、いじったりしないように注意し、引っかかないように爪を短くしておきましょう。
皮膚を清潔に保つことも大事です。

患部はこすらず、石けんなどを良く泡立てて、泡でていねいに洗い、シャワーでよく洗い流しましょう。
また、タオルや衣類を共用しないようにしましょう。


咳は体に侵入したかぜのウイルスやホコリといった異物を排除しようとして反射的に起こる防御反応です。
そのため、咳の背後にはさまざまな病気が潜んでいる可能性があります。

咳にもいろいろな特徴があります。「コン、コン」といった乾いた感じの咳、「ゴホン、ゴホン」といった湿った感じの咳、まれに「ケン、ケン」といった犬が吠えるような咳もあり、重症な病気の症状のことがあります。
咳の続く期間も大事です。

3週間未満(急性)、3〜8週間(遷延性)、8週間以上(慢性)で区別します。
期間が短ければ、急性の感染症を起こしている可能性があります。

お子さんの咳が止まらない時は、まず部屋の加湿を行いましょう。
夜間に咳き込む時は、水分補給が大事です。
数回に分けて少量ずつ飲ませて下さい。
寝ている時に咳が激しくなるようなら上半身を起こしてあげて下さい。
咳が出ているときは注意深く見守ってあげて下さい。


便秘症

排便が週に3回より少なかったり、5日以上出なければ便秘と考えます。

毎日出ていても、小さいコロコロの便や、柔らかい便が少しずつ一日に何回も出ている場合は便秘の疑いがあります。
硬い便を出して肛門が切れ、痛い思いをすると、子どもは次の排便を我慢したり、肛門を締めながら力むようになります。

しばらく我慢すると便は出たくなくなりますが、大腸に残った便は水分が吸収されて、さらに硬くなり、いよいよ出る時には強い痛みを伴うこととなり、子どもはさらに便を我慢するようになります。
これが続くと、常に便が腸にあるため、腸が鈍感になっていきます。
結果、便意を感じにくくなり、ますます便秘症が悪くなる悪循環となります。

「悪循環」をさけるために、適切なトイレットトレーニングが大事になります。
失敗しても叱らず、排便しなくても5~10分座っていられたらほめてあげて、すすんで排便に行くように促してあげましょう。


嘔吐

嘔吐は、異物や毒物を体の外に排出したり、胃や腸のつまりを解消したりするための防御反応として起こります。

しかし、赤ちゃんや小さいお子さんは、胃の入り口を締める力が弱いため、大人に比べて吐きやすいものです。
それでも、吐く回数が増えてきたり、発熱や下痢などの症状があったりする場合は、病気が関係している可能性があります。

噴水のように大量に何度も吐いたり、下痢や腹痛、血便を伴うようなら、消化管の病気が考えられます。
高熱を伴って嘔吐を繰り返して、ぼんやりしたり、けいれんを起こしたりするようなら脳や神経の炎症が疑われます。

受診の目安として、熱や下痢など嘔吐以外の症状があったり、噴水のように吐くようなら、かかりつけ医を受診しましょう。
吐き方が激しい、ぐったりして反応が鈍い、脱水症状がある、けいれんしている、頭を強く打った後、などの場合は至急病院を受診しましょう。


発熱

発熱の多くは感染症が原因ですが、経過や発症年齢によってはその他の病気を疑う必要があります。

新生児の場合、熱調整がまだ上手ではないため高温な環境にいるだけで発熱します。
さらに脱水を起こすこともあるので、注意が必要です。
乳幼児も脱水には注意しなければなりませんが、予防接種後にも発熱をきたすことがあります。
学童期になると、原因はさまざまになってきます。
持続する発熱の半数は感染症が原因ですが、その他に膠原病や川崎病、新生物なども考えられます。

関節痛や眼球結膜の充血、発疹、リンパ節腫脹などを認めるようならかかりつけ医に相談しましょう。

お子さんの日常では「よく熱を出す」とか「熱を出してばかりいる」というのはよく見る光景ですが、中には免疫不全症候群、膠原病、新生物などが存在することがあります。
反復する発熱を認める場合はかかりつけ医に相談しましょう。


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